高岡市議会 1992-12-04
平成4年12月定例会(第4日目) 本文
我が国と海とのかかる歴史的、文化的及び社会的かかわりに鑑み、国民が海の恩恵に感謝し、海に対する認識を更に深める契機とすべく、さらに海が人類にとっても地球環境保全の源泉であり、加えてかけがえのない資源であることが再認識されつつある現況の下、世界に先がけ海洋国家日本として国民の祝日「海の日」を制定するよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成4年12月18日
高岡市議会
なお、提出先につきましては、内閣総理大臣、運輸大臣、総務庁長官でございます。
議員各位の御賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。
39
◯議長(
室田正弘君) 山元満夫君の提案理由の説明が終わりました。
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委員会付託の省略
40
◯議長(
室田正弘君) お諮りいたします。
本案につきましては、
質疑、討論の通告がございませんので、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
41
◯議長(
室田正弘君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出
議案第11号は、
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
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採 決
42
◯議長(
室田正弘君) これより、採決を行います。
議員提出
議案第11号 国民の祝日「海の日」制定を求める意見書について
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
43
◯議長(
室田正弘君) 起立全員であります。
よって、議員提出
議案第11号は、原案のとおり可決されました。
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議員提出
議案の上程
44
◯議長(沢田英明君) 次に、日程第5 議員提出
議案第12号を議題といたします。
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提案理由の説明
45
◯議長(
室田正弘君) 議員提出
議案第12号 2兆円規模の所得減税を求める意見書について 樋詰和子君より、提案理由の説明を求めます。
〔7番(樋詰和子君)登壇〕
46 ◯7番(樋詰和子君) 議員提出
議案第12号について、案文の朗読をもって、提案にかえさせていただきます。
2兆円規模の所得減税を求める意見書を別紙のとおり提出する。
平成4年12月18日
提出者
高岡市議会議員 樋詰和子
竹沢康子
金森昌義
窪田正人
土谷 昭
2兆円規模の所得減税を求める意見書
政府の「総合経済対策」は、「総合」とは名がつくものものの内容は金融システムの安定化策を除き、従来の不況対策の域を抜け切れておらず、大盤振舞いの割には景気回復の足取りは重い。この背景には、政治腐敗による政局の混迷が政府の経済政策への信頼を損ねていること、設備投資や地方事業における中期的展望の欠如が投資の低迷を招いていること、そして何よりも、所得減税の見送り・低金利などが個人消費を鈍らせていること等々があると考えられる。
2兆円規模の所得減税は、勤労者の生活の安定と向上に寄与するばかりか、不景気が深刻化する中、減税は可処分所得の上昇となり、個人消費の拡大をうながし、景気回復に大きな役割を果たすはずである。
したがって、政府におかれては、各種控除の引き上げや課税最低限の引き上げ等によって早急に2兆円規模の所得減税を実施すべきであると強く要請する。
以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成4年12月18日
高岡市議会
提出先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、自治大臣、経済企画庁長官、以上であります。
議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
47
◯議長(
室田正弘君) 樋詰和子君の提案理由の説明が終わりました。
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委員会付託の省略
48
◯議長(
室田正弘君) お諮りいたします。
本案につきましては、
質疑、討論の通告がございませんので、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
49
◯議長(
室田正弘君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出
議案第12号は、
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
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採 決
50
◯議長(
室田正弘君) これより、採決を行います。
議員提出
議案第12号 2兆円規模の所得減税を求める意見書について
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
51
◯議長(
室田正弘君) 起立少数であります。
よって、議員提出
議案第12号は、否決されました。
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議員提出
議案の上程
52
◯議長(沢田英明君) 次に、日程第6 議員提出
議案第13号を議題といたします。
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提案理由の説明
53
◯議長(
室田正弘君) 議員提出
議案第13号 コメの市場開放阻止と農業再建に関する意見書について 中島 司君より、提案理由の説明を求めます。
〔10番(中島 司君)登壇〕
54 ◯10番(中島 司君) 議員提出
議案第13号 コメの市場開放阻止と農業再建に関する意見書についての案文を朗読をもって提案理由といたしますので、議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
コメの市場開放阻止と農業再建に関する意見書
ガット・ウルグアイラウンド農業交渉は、アメリカとECの合意を受け、いよいよ最終局面を迎えている。すでに各方面から指摘されているように、コメなどの農産物の市場開放は我が国農業の衰退を加速するだけでなく、広く関連産業にも影響を及ぼし、
地域経済に与える被害は甚大であることが予想される。
ガットの精神である自由貿易の擁護は、各国の食料自給の権利が前提とならなければならない。農業政策の放棄にもつながりかねない農産物の例外なき関税化の拒否と、我が国農業の再建に向けた抜本的対策が切実に望まれている。
よって政府に対し、次の措置を速やかに実行されるよう強く要望する。
記
1 生産者・消費者の合意事項である「コメ自給堅持」の三たびにわたる国会決議を
守り、コメ市場開放をあくまで阻止すること。
2 中山間地域等の条件不利地域農業に対する振興対策の確立をはかること。
3 環境保全型家族農業の維持・発展をはかるべく農業後継者確保のための抜本対策
を講ずること。
以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成4年12月18日
高岡市議会
提出先は、内閣総理大臣、外務大臣、大蔵大臣、農林水産大臣、通商産業大臣、以上であります。
55
◯議長(
室田正弘君) 中島 司君の提案理由の説明が終わりました。
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委員会付託の省略
56
◯議長(
室田正弘君) お諮りいたします。
本案につきましては、
質疑、討論の通告がございませんので、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
57
◯議長(
室田正弘君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出
議案第13号は、
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
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採 決
58
◯議長(
室田正弘君) これより、採決を行います。
議員提出
議案第13号 コメの市場開放阻止と農業再建に関する意見書について
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
59
◯議長(
室田正弘君) 起立全員であります。
よって、議員提出
議案第13号は、原案のとおり可決されました。
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議員提出
議案の上程
60
◯議長(沢田英明君) 次に、日程第7 議員提出
議案第14号を議題といたします。
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提案理由の説明
61
◯議長(
室田正弘君) 議員提出
議案第14号 第11次道路整備5か年計画の道路特定財源拡充に関する意見書について 北世七雄君より、提案理由の説明を求めます。
〔17番(北世七雄君)登壇〕
62 ◯17番(北世七雄君) 議員提出
議案第14号につきまして、提案者を代表いたしまして、私が提案の理由を説明させていただきたいと思います。
御承知のように、去る9
月定例会におきまして、第11次道路整備5か年計画の策定に関する意見書が、日本共産党を除く全会派の賛成を得て可決されておりますので、議員の皆様におかれましては、道路整備の重要性については深く認識されているものと考えます。特に、ここで詳しく申し上げるまでもなく、道路は我々の日常の生活において最も重要な役割を果たしている施設であり、人間の体で言えば血管のようなものであると思います。とりわけ、本市におきましては、都市基盤の幹線となる国道、県道、市道の道路整備の要望や高規格幹線道路の建設に向けて取り組み中であり、また道路整備のおくれによる交通混雑を招いている箇所の整備についての市民の声は切実なものがあります。しかし、道路
予算の現状は、こうした整備の推進を図るためには極めて不十分であり、今後、道路投資の拡大を図るために、次期5か年計画においては、総投資規模76兆円の確保がぜひとも必要であると思うのであります。
しかし、今後の国費について見てみますと、厳しい国家財政の中で、国債増発を招く一般財源の投入拡大には限度が予想されるほか、地方費についても既に一般財源比率が6割相当を上回っていることに加えて、税収の鈍化が見込まれておるのであります。
一方、特定財源についても、従来、好調な伸びにより道路整備の量的拡大をカバーしてきた道路特定財源の税収は、今後、車社会の成熟化に伴って伸びが鈍化するものと見られるのであります。
このような情勢を考慮いたしますと、次期5か年計画において大幅な規模の拡大が必要とされているにもかかわらず、国費、地方費ともに現行5か年計画を上回る一般財源の比率を確保することには、事実上不可能であると思うのであります。道路事業は、従来から一般財源と道路利用者の受益に応じて負担を求める道路特定財源によって支えられており、次期5か年計画においても、このような利用者負担を行っている道路事業の性格から、引き続き相当程度の特定財源に移動すべきであると思うのであります。さらに、道路特定財源の税率は昭和54年以降は引き上げがなく、従量税という形をとっているために、所得やコストの上昇と同様な税額の伸びが見込まれないのであります。
このような状況のもとで、今後とも道路整備費を伸ばしていくためには、道路整備の直接の受益者である道路利用者に負担を求める道路特定財源の拡充が不可欠であります。
よって、このような判断に基づき、議員提出
議案第14号 第11次道路整備5か年計画の道路特定財源拡充に関する意見書を提案するものであります。
それでは、案文を朗読いたします。
第11次道路整備5か年計画の道路特定財源拡充に関する意見書
道路整備の促進は、地域の活性化と豊かな生活を実現するための緊急の課題であり、今後、高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備を強力に推進し、道路交通の安全、環境と調和したゆとりある生活の実現、一極集中の是正による活力ある地域社会の形成を図る必要がある。
よって、政府におかれては、道路整備の重要性を深く認識され、
平成5年度を初年度とする第11次道路整備5か年計画の総投資規模76兆円を満額確保するとともに、計画の確実な実行を図るため、揮発油税、軽油引取税の暫定税率の引き上げを含めた道路特定財源を充実・強化するよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成4年12月18日
高岡市議会
提出先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、建設大臣、自治大臣、経済企画庁長官であります。
議員各位はじめ、先輩議員の賛同を心から期待いたしまして、提案理由といたします。
終わります。
63
◯議長(
室田正弘君) 北世七雄君の提案理由の説明が終わりました。
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質 疑
64
◯議長(
室田正弘君) これより、
質疑に入ります。
通告がございませんので、これで
質疑を終結いたします。
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委員会付託の省略
65
◯議長(
室田正弘君) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
66
◯議長(
室田正弘君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出
議案第14号は、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
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討 論
67
◯議長(
室田正弘君) 次に、討論を行います。
通告がございますので、発言を許します。26番 土谷 昭君。
〔26番(土谷 昭君)登壇〕
68 ◯26番(土谷 昭君) 私は、議員提出
議案第14号 第11次道路整備5か年計画の道路特定財源拡充に関する意見書案について、反対の立場から討論をいたすものであります。
さきの9月定例市議会においても、同趣旨の意見書が提出されましたが、今回はさらに明確に財源確保のためには、揮発油税、軽油引取税の暫定税率の引き上げをも含めた強い内容となっています。私は、さきの9月定例市議会においても、反対の第一の理由として、自民党政府が日米軍事同盟のもとで従属関係を深めていますが、経済政策においてもまざまざと世界に示したのが、今後10年間で 430兆円の公共
事業費を支出することを公約したことであります。第11次道路
整備計画の76兆円は、さきの公共投資計画を当然のごとく是認する立場に立っています。我が国の公共投資をどのようにするかは我が国の内政問題であり、日本の実情をも無視をし、今後10年間に 430兆円もの公共投資の約束など了認できないのであります。
政府・自民党は、税収不足のもとで公共投資を大幅拡大するために、財政投融資の資金とともに、建設国債の限度いっぱいの発行、それでも足りない分は軽油引取税を上げるなどの増税、資金運用部からの借金の返済繰り延べなどでしのごうといたしています。建設国債といえども国の借金であり、本年度末で国債発行残高 174兆円であり、日本の財政は借金で火の車であり、西側主要国の中でもアメリカ等とともに最悪の状態であるが、さらに急激に悪化する可能性があるのであります。
意見書案は、第11次道路整備5か年計画の総投資規模76兆円を確保するためには、増税を含めた財源確保を強く要望していますが、東京湾横断道路、本州四国連絡橋など、大型プロジェクト中心であり、財界、大企業などの利益優先の公共投資であります。不況の被害を最も多く受けている中小零細業者などの救済や市場の大半を占める国民の消費拡大を図るための減税を実施をし、日本経済全体の状況の改善を図るべきでありますが、自民党政府は所得税などの減税を拒否し、税収の落ち込みを理由に国が責任を持つべき福祉、教育など、国民の暮らし、中小企業、農業などへの負担を削り、新たな制度改悪さえ意図しているのであります。
第11次道路整備5か年計画の道路特定財源拡充に関する意見書案は、公共投資規模が大きければさえよいとするものであり、決して今、市民が切実に求めている要望にこたえるものではなく、賛成できないことを明らかにして、私の討論といたします。
69
◯議長(
室田正弘君) 19番 窪田正人君。
〔19番(窪田正人君)登壇〕
70 ◯19番(窪田正人君) 私は、社会クラブ議員団を代表いたしまして、議員提出
議案第14号 第11次道路整備5か年計画の道路特定財源拡充に関する意見書案に、反対の討論を行います。
私ども社会クラブといたしましても、道路整備の重要性については常々申し上げてきているところでありますし、その重要性は十分に認識をしているわけであります。だからこそ、さきの9
月定例会において、第11次道路整備5か年計画の策定に関する意見書については、賛成をしてきたわけであります。しかし、今回の意見書は、その財源を揮発油税と軽油引取税の暫定税率の引き上げに求めているのであります。9月議会の意見書では、一般財源の投入を求めていたのであります。今回は、増税であります。これは認めるわけにいかないのでありますし、この3カ月間の間で、全く矛盾をする意見書を同じ市議会が採択をするというのは、まさに議会の権威にもかかわるのであります。
揮発油税は、昭和49年から18年間にわたって、そしてまた軽油引取税は51年から16年間にわたって、それぞれ高率の暫定税率が継続をされたままになっているのであります。さらに、
平成元年の消費税導入の際からは、単純併課、つまり税金にまた税金をかけるということになっているのであります。これをさらに増税するのは許されません。
ガソリン・軽油は、産業活動と国
民生活に必要不可欠な必需品であり、不況から脱し切れない現状の中で、運輸・物流費などの増高を通じ、物価高を招き、国
民生活に大きな影響を与えることになります。また、道路は、国民経済全体がその利益を享受をする、いわゆる国民共有の基本的財産であり、一般財源を投入すべきであります。
平成4年度における道路整備費の財源構成を見てみますと、一般道路の場合、財源に占める石油諸税の割合は43%、自動車諸税が17%、一般財源は40%であり、既に最大の構成比率となっているのであります。既に出されております道路審議会の建議でも、一般財源を大幅に導入すべきとしているのであります。
さきの臨時国会において、大型
補正予算を可決をし、低迷する景気の浮揚を図ろうとしているときに、この増税はまさに水を差すことになります。この不況を脱するには、さきの議員提出
議案第12号で述べられたとおり、大幅な所得減税を行うべきであります。その意見書が否決をされたことはまことに残念であります。政府部内でも、通産、運輸、自治の各省が反対をしております。建設省にだけ顔立てし、通産、運輸、自治省を軽視してもよいのかということになります。
以上申し上げまして、この意見書は、私どもとしましては反対せざるを得ないということを申し上げて、反対討論といたします。
71
◯議長(
室田正弘君) 以上で、討論を終結いたします。
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採 決
72
◯議長(
室田正弘君) これより、採決を行います。
議員提出
議案第14号 第11次道路整備5か年計画の道路特定財源拡充に関する意見書について
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
73
◯議長(
室田正弘君) 起立多数であります。
よって、議員提出
議案第14号は、原案のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━・
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閉会中の継続
審査の件
74
◯議長(
室田正弘君) 次に、日程第8 閉会中の継続
審査の件を議題といたします。
議会運営
委員長及び各常任
委員長から、それぞれの所管事項の調査について、お手元に配付いたしました継続調査事件一覧表のとおり、閉会中の継続
審査の申し出があります。
お諮りいたします。
本件は、各
委員長からの申し出のとおり、継続
審査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
75
◯議長(
室田正弘君) 御異議なしと認めます。
よって、各
委員長からの申し出のとおり、所管事項の調査につきましては、閉会中の継続
審査とすることに決定いたしました。
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閉会中継続調査事件一覧表
議会運営
委員会
1 次期定例会又は臨時会の日程等議会の運営について
2 会議規則、
委員会条例等議会関係条規の制定、改廃について
3
議長の諮問に関する事項について
総務文教常任委員会
1 市政の総合企画について
2 財政計画及び財政運営について
3 市税その他財源の確保について
4 義務教育内容の充実及び教育施設の整備について
5 社会教育及び社会体育について
6 文化振興及び文化財の保護について
7 その他総務文教所管に関する事項
民生病院常任委員会
1 社会福祉及び児童
福祉対策について
2 老人福祉及び老人医療について
3 国民健康保険及び国民年金について
4 保健衛生及び救急医療について
5 公害対策及び交通安全対策について
6 清掃事業について
7 市民病院事業について
8 その他
民生病院所管に関する事項
経済消防常任委員会
1 商工業の振興について
2 勤労者対策について
3 観光対策について
4 農林水産業の振興について
5 農業生産基盤の整備について
6 消防対策について
7 その他経済消防所管に関する事項
建設水道常任委員会
1 道路及び橋りょうの整備、維持について
2 住宅対策について
3 都市計画について
4 土地区画整理事業について
5 公園の整備及び緑化の推進について
6 下水道事業について
7 水道事業について
8 その他建設水道所管に関する事項
───────────────────────────────────
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議 長 あ い さ つ
76
◯議長(
室田正弘君) 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。
今期定例会を閉会するに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
去る7日に開会いたしました12
月定例会も、本日ここに全案件を議了し、無事閉会の運びとなりましたことは、まことに御同慶にたえない次第でございます。
この間、議員各位におかれましては、終始熱心に御審議を賜りますとともに、議会運営にも御協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。
また、当局におかれましは、審議の運営に種々御協力を賜り、感謝申し上げますとともに、審議を通じて出されました意見、要望等の趣旨を十分踏まえ、今後の市政運営や新年度
予算編成に取り組んだいただくよう要望する次第であります。
この1年を振り返ってみますと、本市にとりましても、また議会にとりましても、活性化へ向けて大きく動き始めた年でありました。5月に第28代
高岡市長に再選されました佐藤市長は、新美術館の建設や中核スポーツゾーンの整備など、総合計画に掲げられた「日本海側を代表する躍動と創造のまち
高岡」の建設に向け、積極的に取り組んでおられるところであり、敬意を表するものであります。また、8月には、巨大プロジェクトの一つである
北陸新幹線が、石動─金沢間で本格着工されましたほか、10月には、中心市街地活性化の目玉となる御旅屋再開発ビルの起工式が行われるなど、本市にとりまして長年の懸案事項となっておりました事業も着実に前進を見ております。
さらに、地方の自立的成長と国土の均衡ある発展を目指した、いわゆる「地方拠点都市法」に基づき、地方拠点都市地域の富山県における第1次指定候補として、本市を中心とする富山県西部地域が選定されましたが、今後、早期指定に向け、一層強力に取り組んでいかなければならないと思います。
一方、議会におきましては、6月に議員定数減少
条例が提案され、参考人の意見を聞くなど、慎重かつ活発な議論の末、これを可決いたしました。また、代表質問や総括質問の見直しを行うとともに、市民への情報提供の充実を図るなど、議会の活性化に向けた事項を順次実施してきており、多岐にわたる市民要望にこたえ、着実に成果を上げてまいりましたことは御同慶にたえない次第であります。
さて、本年も余すところあとわずかとなりましたが、景気の低迷が予想される中で、明年はさきに申しましたとおり、地方拠点都市地域の早期指定を目指すとともに、目前に迫ってきております高校総体や都市緑化フェアなどの開催に向けて、本腰を入れて準備に取り組んでいくことが必要でありますが、議会としてもこれに積極的に協力し努力してまいる決意であります。
今年の冬は、例年になく寒波の訪れも早く、今後ますます厳しさを増すと思われますが、議員各位並びに市長をはじめ当局の皆様におかれましては、健康に十分御留意いただきまして、希望に満ちた新春を迎えられますよう御祈念申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつといたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
閉 会
77
◯議長(
室田正弘君) これをもちまして、今期定例会を閉会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
78
◯議長(
室田正弘君) 御異議なしと認めます。
よって、
平成4年12月
高岡市議会定例会を閉会いたします。
───────────・─────────────・───────────
閉会 午後2時05分
地方自治法第 123条第2項の規定により署名する。
高岡市議会
議長
高岡市議会副
議長
会議録署名議員
会議録署名議員
会議録署名議員
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